2017年4月20日木曜日

終りに見た街 (2005) La ciudad que vi al borde de la muerte

Hiroshima、Nagasaki で Estados Unidos に被爆させられた Japón は Fukushima で自爆し、さらに原発を再稼働しようとしています。
 自滅の道を歩む 狂気の Nippón を描いた テレビ・ドラマ(2005年12月放送) です。



2005年9月、東京郊外に住むシステムエンジニアの清水要治は一家の大黒柱で、妻、娘、息子、愛犬と幸せな暮らしをしていました。そんな中、旧友の宮島敏夫(結婚式場で主任として働いている)と再会します。その2日後、妻の紀子が朝起きて外が森に変わっていて近所の家がないと言い出します。要治が外を見て確かめると、妻の言葉は事実でした。要治は外に出るが、森を抜け出た先にもあるはずの街はなく、神社では出征兵士の送別会が開かれていました。不審に思った要治はそばにあった掲示板を見て驚愕します。そこに張られていたポスターには昭和19年と記されていたのです。付近の住民に不審がられた要治はあわてて家に戻りますが、そこへ敏夫から電話がかかって来ます。釣りに出かけた敏夫とその息子もまた昭和19年にタイムスリップしていたのでした。


敏夫と妻と娘と息子は要治とその息子に合流し、彼らに疑惑の目を向ける軍人たちの追手をかわしながら、昭和19年の生活に順応していきます。そして、未来から来た人間の義務として、当時の人々にこれから起こる東京大空襲の危険を知らせようとある計画を実行に移しますが、人々は犯人だと疑われるのを恐れ、結局誰も逃げようとはしませんでした。そして失踪した敏夫の息子の新也が突然帰宅したのですが、帝国軍に入隊しておりすっかり別人になってしまっていました。新也は敏夫、要治の考えている事はおかしいと言い、また要治の娘の信子も新也に味方します。



そこへ不意に空襲警報が鳴ります。要治は自分たちのいる場所は安全で攻撃されない場所だと言いますが、起こらない筈の空襲を受けてしまいます。衝撃を受け、閃光が光り、要治が目を覚ますと片腕を失っていました。そこは見渡す限りの瓦礫と焦げた無数の死体の山がありました。さらに60年前にはあるはずが無い物を目撃します。それは廃墟となったビルや東京タワー、そこは2XXX年の原爆の爆心地となった死の街・東京でした。そして、要治は「終わりに見た街」で絶命します。


Yamada Taichi (山田 太一, b. June 6, 1934) is a Japanese screenwriter and novelist. His real name is Ishizaka Taichi (石坂 太一).

Born in Asakusa, Tokyo, Yamada attended Waseda University before entering the Shōchiku film studios, where he trained as an assistant director under Kinoshita Keisuke. He left the company at age 30 to focus on writing scripts for television dramas, penning such successful series as Kishibe no arubamu and Fuzoroi no ringotachi. He has also written scripts for film and the stage.

As a novelist, his novel Ijintachi to no natsu (異人たちとの夏?), published in 1987, won the Yamamoto Shūgorō Prize. It was translated into English, in 2004, as Strangers. Another Yamada novel, In Search of a Distant Voice, was translated and published in 2006 from a novel originally published in Japan in 1989. A third Yamada novel, I Haven't Dreamed of Flying for a While (飛ぶ夢をしばらく見ない Tobu yume o shibaraku minai), was translated into English and published in 2008.

原子力汚染