Sochi Сочи ソチ
本日10月26日刊
イボ・アンドリッチ 『イェレナ、いない女 他十三篇』
〈ルリユール叢書〉 不正義、不条理に満ちた世界で人びとはいかに生きるか。歴史に翻弄される民族を見つめ、人類の希望を「橋」の詩学として語り続けたノーベル文学賞作家アンドリッチ──「橋」、短編小説八篇、散文詩『エクス・ポント(黒海より)』と「不安」、エッセイ三篇を収録した精選作品集。田中一生・山崎洋・山崎佳代子訳(幻戯書房)
(著者について: (Ivo Andrić 1892–1975 ユーゴスラビアの詩人、小説家、評論家。1892年ボスニアのトラブニック生まれ、1975年ベオグラード歿。第一次大戦終了からナチス・ドイツによるユーゴスラビア占領まで、外交官として活動しながら作家活動に従事。第二次大戦後、占領下のベオグラードで執筆した『ドリナの橋』など長編三部作を発表し、叙事的壮大さと抒情性をあわせもったユーゴスラビア最大の作家としての地位を確立。1962年、ノーベル文学賞受賞。)
目にするものはすべて詩であり、手に触れるものはすべて痛みである。
歴史に翻弄される民族を見つめ、人類の希望を「橋」の詩学として語り続けたノーベル文学賞作家アンドリッチ──「橋」、短編小説八篇、散文詩『エクス・ポント(黒海より)』と「不安」、エッセイ三篇を収録した精選作品集。
歴史の不条理を、若きアンドリッチは身をもって体験した。第一次大戦中の思想犯としての獄中生活は、戦争という外的世界を凝視させると同時に、「幽閉された者」の精神的な内的世界へと作家を招き入れる。歴史と魂の問題は、作家の生涯を通じて、詩学を支える二本の柱となった。この詩学の魅力は、新現実主義と形而上主義の両面を持ちあわせ、見える世界と見えない世界を結び合わせる力にある。集団と自我、天と地、魂と肉体、異なる二つのものを引き裂くもの、繫ぎ合わせるものに、作家は光をあてる。アンドリッチの問いかけは、人はどう生きるべきかではなく、人々はどう生きるかという人類的な問題である。──「訳者解題」より
Los nauruanos descienden de los polinesios y micronesios, quienes creían en la diosa Eijebong y el espíritu de la tierra llamado Buitani. Dos de las doce tribus originales se extinguieron en el siglo XX: en la actualidad, el 26 de octubre se celebra el día de Angam,
que celebra la recuperación de la población de Nauru después de las
guerras mundiales que redujeron a la población indígena a menos de 1500
habitantes. Algunas tradiciones, en relación por ejemplo con la música,
el arte y la pesca, se mantienen vigentes entre los habitantes, pero el
desplazamiento de su cultura por tradiciones foráneas es palpable.