2023年10月11日水曜日

Gigante (1956の明日 Giant) Things happen - Esas cosas pasan / 十九の秋 永井荷風 - 登高 / El mar al alba (LA MER A L'AUBE) シャトーブリアンからの手紙 (2011 三日後 Calm at Sea) ¿Tuviste tu clase de español hoy? / La mujer más fea del mundo (1999) / Cooper y Hemingway

 

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Gigante (1956 Giant)

 公開 アメリカ合衆国の旗 1956年10月10日
(ニューヨーク)
日本の旗 1956年12月22日

El joven terrateniente Jordan 'Bick' Benedict (Rock Hudson) llega a su inmenso rancho de Texas con su flamante esposa Leslie (Elizabeth Taylor), una rica y bella muchacha del Este. No tardan mucho en descubrir que pertenecen a mundos radicalmente opuestos y que los separa un abismo. Jett Rink (James Dean), un joven y arrogante empleado de los Benedict, tiene la suerte de encontrar petróleo en unas tierras que le ha dejado en su testamento Luz, la hermana de Jordan; pero, a pesar de su inmensa fortuna, no consigue lo que realmente le importa. 

 

 


 

末尾に甲戌十月とあるが西暦では何年? 


 近年新聞紙の報道するところについて見るに、東亜の風雲はますます急となり、日支同文の邦家ほうかも善鄰のしみをさだめているいとまがなくなったようである。かつてわたくしが年十九の秋、父母に従って上海シャンハイに遊んだころのことを思い返すと、こうとして隔世の思いがある。
 子供の時分、わたくしは父の書斎や客間のとこに、何如璋かじょしょう葉松石しょうしょうせき王漆園おうしつえんなどいう清朝人の書幅の懸けられてあったことを記憶している。父は唐宋の詩文を好み、早くから支那人と文墨のまじわりさだめておられたのである。
 何如璋は、明治十年頃から久しい間東京に駐剳ちゅうさつしていた清国の公使であった。
 葉松石は同じころ、最初の外国語学校教授に招聘しょうへいせられた人で、一度帰国した後、再び来遊して、大阪で病死した。遺稿『煮薬漫抄』の初めに詩人小野湖山おのこざんのつくった略伝が載っている。
 毎年庭の梅の散りかける頃になると、客間の床には、きまって何如璋の揮毫きごうした東坡とうばの絶句が懸けられるので、わたくしは老耄ろうもうした今日に至ってもなおく左の二十八字を暗記している。
梨花淡白柳深青 〔梨花りか淡白たんぱくにしてやなぎ深青しんせい
柳絮飛時花満城  柳絮りゅうじょの飛ぶ時 はな しろ
惆悵東欄一樹雪  惆悵ちゅうちょうす 東欄一樹とうらんいちじゅの雪
人生看得幾清明  人生じんせい るを得るは幾清明いくせいめいぞ〕
 何如璋は明治の儒者文人の間には重んぜられた人であったと見え、その頃刊行せられた日本人の詩文集にして何氏の題字や序または評語を載せないものは殆どない。
 わたくしが東京を去ったのは明治三十年の九月であったが、出帆しゅっぱんの日もまた乗込んだ汽船の名も今は覚えていない。わたくしは両親よりも一歩先ひとあしさきに横浜から船に乗り、そして神戸の港で、後から陸行して来られる両親を待合まちあわせしたのである。
 船は荷積をするため二日二晩碇泊ていはくしているので、そのあいだに、わたくしは一人で京都大阪の名所を見歩き、生れて初めての旅行をたのしんだ。しかしその時の事は、大方忘れてしまった中に、一つ覚えているのは、文楽座ぶんらくざで、後に摂津大掾せっつのたいじょうになった越路太夫こしじだゆうの、お俊伝兵衛を聴いたことだけである。
 やがて船が長崎につくと、薄紫地のの長い服を着た商人らしい支那人が葉巻をくわえながら小舟に乗って父をたずねに来た。その頃長崎には汽船が横づけになるような波止場はとばはなかった。わたくしは父を訪問しに来た支那人が帰りがけに船梯子ふなばしごを降りながら、サンパンと叫んで小舟を呼んだその声をきき、身は既に異郷にあるが如き一種言いがたい快感を覚えた事を今だに忘れ得ない。
 朝のうち長崎についた船はその日の夕方近くにともづなを解き、次の日の午後ひるすぎには呉淞ウースンの河口に入り、暫く蘆荻ろてきの間に潮待ちをした後、おもむろに上海の埠頭はとばに着いた。父は官を辞したのち商となり、その年の春頃から上海の或会社の事務を監督しておられたので、埠頭に立っていた大勢の人に迎えられ、二頭だての箱馬車に乗った。母とわたくしも同じくこの馬車に乗ったが、東京で鉄道馬車の痩せた馬ばかり見馴れた眼には、革具かわぐの立派な馬がいかにも好い形に見えた。馭者ぎょしゃが二人、馬丁ばていが二人、袖口そでぐちえりとを赤地にした揃いの白服に、赤いふさのついた陣笠じんがさのようなものを冠っていた姿は、その頃東京では欧米の公使が威風堂々と堀端を乗り歩く馬車と同じようなので、わたくしの一家はにわかにえらいものになったような心持がした。
 会社の構内にあった父の社宅は、埠頭はとばから二、三町とは離れていないので、むちの音をきくかと思うと、すぐさま石塀に沿うて鉄の門に入り、仏蘭西フランス風の灰色した石造りの家の階段にとまった。
 家は二階建で、下は広い応接間と食堂との二室である。その境の引戸を左右に明放あけはなつと、舞踏のできる広い一室になるようにしてあった。階上にはベランダを廻らした二室があって、その一は父の書斎、一つは寝室であるが、そのいずれからもながらにして、海のような黄浦江こうほこうの両岸が一目に見渡される。父はわたくしに裏手の一室を与えて滞留中の居間にさせられた。この室にはベランダはなかったが、バルコンのついた仏蘭西風の窓にもたれると、芝生のむこうに事務所になった会社の建物と、石塀の彼方かなたに道路を隔てて日本領事館の建物が見える。その頃には日本の租界そかいはなかったので、領事館を始め、日本の会社や商店は大抵美租界の一隅にあった。唯横浜正金しょうきん銀行と三井物産会社とが英租界の最も繁華な河岸通にあったのだという。
 美租界と英租界との間に運河があって、虹口橋こうこうきょうとか呼ばれた橋がかかっていた。橋をわたると黄浦江の岸に臨んで洋式の公園がある。わたくしは晩餐をすましてから、会社の人に導かれて、この公園を散歩したが、一時間あまりで帰って来たので、その道程みちのりは往復しても日本の一里を越していまいと思った。
 やがて裏手の一室に這入はいって、しんいたが、わたくしは旅のつかれを知りながらなかなか寐つかれなかった。わたくしは上陸したその瞬間から唯物珍らしいというよりも、何やらもう少し深刻な感激に打たれていたのであった。その頃にはエキゾチズムということばはまだ知ろうはずもなかったので、わたくしは官覚の興奮していることだけは心づいていながら、これを自覚しこれを解剖するだけの智識がなかったのである。
 しかし日に日に経験する異様なる感激は、やがておぼろながらにも、海外の風物とその色彩とから呼起されていることを知るようになった。支那人の生活には強烈なる色彩の美がある。街を歩いている支那の商人や、一輪車に乗って行く支那婦人の服装。辻々に立っている印度人の巡査がかしらに巻いている布や、土耳古トルコ人の帽子などの色彩。河の上を往来している小舟の塗色ぬりいろ。これに加うるに種々なる不可解の語声。これらの色と音とはまだ西洋の文学芸術を知らなかったにもかかわらず、わたくしの官覚に強い刺激を与えずにはいなかったのである。
 或日わたくしは、銅羅どらならしながら街上を練り行く道台トウタイの行列に出遇った。また或日の夕方には、大声に泣きながら歩く女の列を先駆にした葬式の行列に出遇って、その奇異なる風俗にまなこを見張った。張園のに桂花をかざしにした支那美人が幾輛となく馬車を走らせる光景。また、古びた徐園の廻廊に懸けられた聯句れんくの書体。薄暗いその中庭に咲いている秋花のさびしさ。また劇場や茶館のつらなった四馬路スマルにぎわい。それらを見るに及んで、異国の色彩に対する感激はますます烈しくなった。
 大正二年革命の起ってより、支那人は清朝しんちょう二百年の風俗を改めて、われわれと同じように欧米のものを採用してしまったので、今日の上海には三十余年のむかし、わたくしが目撃したような色彩の美は、最早もはや街路の上には存在していないのかも知れない。
 当時わたくしは若い美貌の支那人が、辮髪べんぱつの先に長いふさのついた絹糸を編み込んで、歩くたびにその総の先が繻子しゅすの靴の真白なかかとに触れて動くようにしているのを見て、いかにも優美繊巧せんこうなる風俗だと思った。はでな織模様のある緞子どんすの長衣の上に、更にはでな色の幅びろいふちを取った胴衣をかさね、数の多いそのボタンには象眼細工ぞうがんざいくでちりばめた宝石を用い、長い総のついた帯には繍取ぬいとりのあるさまざまの袋を下げているのを見て、わたくしは男の服装の美なる事はむしろ女にまさっているのをうらやましく思った。
 清朝の暦法はわが江戸時代と同じく陰暦を用いていた。或日父母に従って馬車を遠く郊外にせ、柳とあしと桑ばかり果しなくつづいている平野の唯中に龍華寺りゅうげじという古刹こさつをたずね、その塔の頂に登った事を思返すと、その日はたしかに旧暦の九月九日、即ち重陽ちょうようの節句に当っていたのであろう。重陽の節に山に登り、菊の花または茱萸ぐみの実をんで詩をつくることは、唐詩を学んだ日本の文人が、江戸時代から好んでなした所である。上海の市中には登るべき岡阜こうふもなく、また遠望すべき山影もない。郊外の龍華寺にきその塔に登って、ここに始めて雲烟うんえん渺々びょうびょうたる間に低く一連の山脈を望むことができるのだと、車の中で父が語られた。
 昭和の日本人は秋晴れの日、山に遊ぶことを言うにハイキングとやら称する亜米利加アメリカ語を用いているが、わたくしの如き頑民に言わせると、古来慣用せられた登高とうこうの一語で足りている。
 その年陰暦九月十三夜が陽暦のいつの日に当っていたか、わたくしは記憶していない。しかしたまたまこの稿を草するに当って、思い出したのは或夜父が晩餐の後、その書斎で雑談しておられた時、今夜は十三夜だと言って、即興の詩一篇を示された事である。その詩は父の遺稿に、
蘆花如雪雁声寒 〔蘆花ろかは雪の如く かりの声は寒し
把酒南楼夜欲残  南楼なんろうに酒をり よるのこらんとほっ
四口一家固是客  四口しこう一家いっかもとよりれ客なり
天涯倶見月団欒  天涯てんがいともに見る月も団欒だんらんす〕
としている。
 わたくしはこのまま長く上海にとどまって、適当な学校を見つけて就学したいと思った。東京に帰ればやがて徴兵検査も受けなければならず。また高等学校にでも入学すれば柔術や何かをやらなければならない。わたくしにはそれが何よりもいやでならなかったのである。しかしわたくしの望みは許されなかった。そしてその年の冬、母の帰京すると共に、わたくしもまた船に乗った。公園に馬車をる支那美人のかざしにも既に菊の花を見なくなった頃であった。
 凡ては三十六、七年むかしの夢となった。歳月人をたず、匆々そうそうとして過ぎ去ることは誠に東坡とうばが言うが如く、「惆悵ちゅうちょうす東欄一樹の雪。人生看るを得るは幾清明いくせいめいぞ。」である。
甲戌十月記




El mar al alba (LA MER A L'AUBE) シャトーブリアンからの手紙 Calm at Sea 

Fecha de estreno: 25 de octubre de 2014 (Japón)
Release date
  • 14 October 2011

Drama basado en hechos reales sobre la ocupación de Francia por los alemanes. Narra la historia de Guy Moquet, un joven comunista que fue ejecutado por los nazis y se convirtió en un símbolo de la resistencia francesa. 

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¿Tuviste tu clase de español hoy?


 




La mujer más fea del mundo

Fecha de estreno: 5 de noviembre de 1999 (España)

  • 11 October 1999 (Sitges)
  • 5 November 1999 (Spain)

日本公開日:2002年6月22日

Lola Otero, la mujer más fea del mundo, nació en Madrid el 1 de Enero de 1982. Su madre murió en el parto y su padre no superó la ausencia de su esposa. Sola en el mundo, Lola crece con unas monjitas que no pueden protegerla de la crueldad de la gente. Sufre la burla, el desprecio y la humillación de cuantos la rodean. Lola se hace mujer, pero los demás sólo ven un monstruo. A los dieciocho años descubre que el amor no es ciego. Por eso se pone en manos del doctor Werner, que la convierte en la mujer más hermosa del mundo, pero pronto descubrirá que la belleza no lo es todo en la vida. 

 





 







 

アブドゥルラザク・グルナ「楽園」 来年2024年1月31日発売予定(当初の昨年11月15日発売予定が更に大幅延期-¡1年2箇月以上延期!-となりました。)

20世紀初頭、現在のタンザニアを舞台に、少年ユスフの成長とザンジバル島、東アフリカ沿岸地域の歴史的な大転換期を描く。1994年度ブッカー賞最終候補作。巻末にノーベル文学賞受賞記念講演を収録。〈グルナ・コレクション〉粟飯原文子訳(白水社)故郷を舞台に作家の世界観を凝縮した出世作

アブドゥルラザク・グルナ(Abdulrazak Gurnah、1948年12月20日 - )は、タンザニア生まれのイギリスの小説家・評論家・文学研究者。長くケント大学でアフリカ・カリブ文学やポストコロニアル理論を講じた。主要な作品は英語で発表されている。2021年ノーベル文学賞受賞。(cf. 本年2023年度は Jon Fosse ヨン・フォッセ) 

カミュを称賛 文学賞(2022年度)のエルノー氏―ノーベル賞授賞式

 

Paraíso. Premio Nobel de literatura 2021: Una historia de iniciación que ilumina la crudeza y la belleza de la África precolonial, por el premio Nobel de literatura 2021.

Cuando los padres de Yusuf, de doce años, le dicen que vivirá con su tío Aziz durante una temporada, el chico se muestra entusiasmado. Pero lo que Yusuf no sabe es que su padre lo ha empeñado para saldar una deuda imposible de pagar, ni tampoco que Aziz no es pariente suyo, sino un rico y acaudalado comerciante con el que viajará por África central y las riberas del Congo en vísperas de la primera guerra mundial.

A través de los ojos de ese chiquillo descubriremos una naturaleza exuberante y hostil, poblada de tribus despiadadas e invasores desalmados, en la que una vida humana vale tanto como unas cuantas gotas de agua.

 

La crítica ha dicho...
«
Paraíso nos ayuda a comprender el espanto de la colonización. No se trata de un acontecimiento superado, sino de un drama que siguemarcando nuestro presente. [...] Abdulrazak Gurnah es un excelente narrador, con la capacidad de seducción de una moderna Sherezade. [...] Los gobiernos que levantan muros deberían leer Paraíso, una obra que no levanta barreras, sino puentes.»
El Cultural

 «El gran descubrimiento del texto es la propia escritura de Gurnah, que es uno de esos autores capaces de combinar la precisión formal con grandes niveles de lirismo, misterio y evocación. Es a través de esa escritura intensamente sensitiva como el autor consigue que sobre el descubrimiento se cierna cada vez más poderosa la sombra de la destrucción.» 

El Correo

«La prosa de Gurnah se despliega con una riqueza extraordinaria sobre un tapiz sensorial africano, en contraposición al británico. Es un mundo de aromas [...], de noches al aire libre, de jardines rumorosos, de serpientes, mosquitos y calor tropical. [...] Y de historias que saltan y se entrelazan sin fin, evocando a veces el imán narrativo de Las mil y una noches, componiendo un friso que no busca desenlaces sino vidas y caminos.»
El Norte de Castilla

«Gurnah evoca su mundo con una prosa poética que resulta pura y lúcida: un pequeño paraíso en sí misma.»
The Guardian

«Un libro que cobra vida con lo inesperado y donde se rescata de manera fascinante un mundo ya extinguido.»
The Sunday Times

«Un retrato evocador de un continente africano al borde del cambio. Una meditación conmovedora sobre la naturaleza de la libertad y la pérdida de la inocencia, válida tanto para un único niño sensible como para todo un continente.»
The New York Times Book Review

 

Paradise  Born in East Africa, Yusuf has few qualms about the journey he is to make. It never occurs to him to ask why he is accompanying Uncle Aziz or why the trip has been organised so suddenly, and he does not think to ask when he will be returning. But the truth is that his 'uncle' is a rich and powerful merchant and Yusuf has been pawned to him to pay his father's debts.

Paradise is a rich tapestry of myth, dreams and Biblical and Koranic tradition, the story of a young boy's coming of age against the backdrop of an Africa increasingly corrupted by colonialism and violence.



me está gustando

Iberismo = ¿España + Portugal? イベリア


正統派、legitimate、auténtico

a conciencia

aliciente



Nunca es tarde para aprender ≒ You're never too old to learn

 

¿Ardes de curiosidad intelectual? 知的好奇心は燃え盛っていますか 

 

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La alegría de la huerta





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