2019年2月27日水曜日

¿ / カルラ・スアレス 『ハバナ零年』明日刊 Habana año cero (Karla Suárez)


¿ には 特別な名前は無いようです。

中には signo de interrogación invertido 逆疑問符と呼ぶ人もいるようですが、

¿ も ? もどちらも signo de interrogación または señal interrogativa と呼ぶのが普通のようです。








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内容紹介

カオス理論とフラクタルを用いて、電話がキューバで発明された事実を証明せよ!?

1993年、深刻な経済危機下のキューバ。数学教師のジュリアは、世界で最初の電話がハバナで発明されたことを証明する、イタリア人発明家アントニオ・メウッチの重要な自筆文書の存在を知る。その文書をめぐって、作家、ジャーナリスト、そして元恋人までが虚々実々の駆け引きと恋を展開するが……。
キューバ出身の新鋭作家が、数学とミステリーの要素を巧みに織り込んで挑んだ代表作。
[2012年カルベ・ド・ラ・カリブ賞受賞作]

著者について


1969年、ハバナに生まれる。ハバナ工科大学卒業。小説家、電子工学者。
1998年以降、ローマ、パリと移り住み、現在リスボン在住。
長篇小説に、『沈黙』(1995、レングア・デ・トラポ賞受賞)、『旅する女』(2005)、『英雄の息子』(2016)がある(以上、未邦訳)。
本邦初訳となる本書『ハバナ零年』(2012)で、カルベ・ド・ラ・カリブ文学賞およびフランス語圏島嶼文学賞を受賞。