2012年4月6日金曜日

スペイン語の重要性 Español es importante

◇ Bienvenidos.  Welcome. 初めまして。 Ernesto / Mr. T です。学生時代に英米文学を学んだのち英語の講師として細々と生計を立ててはおりますが、ほぼ英語一辺倒の日本にただならぬ不安を感じ-(*世界の75%の人は英語を一言も話しません)-他言語・他文化へのより広い視野を少しでも多くの人が持つことを 切に 願っております。*<http://ernesto-mr-t.blogspot.jp/2012/11/blog-post_5.html> <英語は通じない (02/07)>

◇ 特にスペイン語の世界 ( と、その文化、特に文学と闘牛 ) に魅せられ、今までに*26回渡西いたしました。僅かばかりではありますが、スペイン語の指導**、簡単な翻訳などの経験もあります。Ernesto はスペインでの、Mr. T は英語での seudónimo、pseudonym です。愛知県常滑市在住。(**現在2021年度中期生を好評受付中です。)

* 現在(2019年)までで33回になりました。(¡34回目はコロナ禍が収束次第!)

◇ このブログでは、スペイン(語)についての理解の手助け、英語の知識の補強となる情報、主に西語圏や英語圏などの文学(や映画)、大好きな闘牛、旅、などの話題を扱っていこうと思っています。 Reciba un cordial saludo.  Yours cordially.

◇ ということで、今日は記念すべき第1回でありますから、(日本ではあまりに過小評価されている)スペイン語の重要性についてお話したいと思います。

◇ まず、スペイン語は国連の公用語 ( 他に英語、フランス語、ロシア語、中国語、アラビア語 ) の1つであります。第二次世界大戦中、スペインが中立国として振る舞い、枢軸国と連合国の間に立ち、戦争で生じる悲劇を緩和する役目を果したことが選考理由だそうです。

◇ また、西語は世界各地で--主には米国の南部から中南米の大半で--用いられており、その世界の母語人口は英語とほぼ同じく4億を超えています。( 南米最大の国ブラジルでも学校の必須科目になりました。p.d. 2つ目の mapa [青]を追加しました。2013.2.24.domingo )



◇ そして何よりも、español は人類史上最高の名作 Don Quijote を生み出したばかりでなく、現代の世界文学で最高峰の Cien años de soledad 「百年の孤独」などをも生み出した言語でありますから、文学に少しでも興味があれば、スペイン語は必要不可欠と言えましょう。

◇ それにまた、西語は ( 近ごろ なにかと誤解されがちな ) corrida de toros 闘牛のための言語なのです。日本ではフラメンコなどは月刊パセオフラメンコのような専門誌も出ているくらい資料・情報は豊富です ( 東京だけでスペイン中よりもたくさん tablaos があるそうです ) が、toros 闘牛については、今までに幾つかの書籍類は発行されているものの、日本語の専門誌はありません。最新の情報を得たり、闘牛場で aficionados 愛好家と意見を交わしたりするためには castellano スペイン語ができなくてはどうしようもありません。ゴヤ、ピカソ、ヘミングウェイなどの天才芸術家が愛し、そして今でも ( 2年前にノーベル文学賞を受賞した ) バルガス・ジョサなどに愛され続ける -- 世界で最も大事なものの1つ、生と死の祭典、人間とは何かを考える鍵となるもの -- toros のための言語、それが español なのです。

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