2016年6月6日月曜日

文学 literatura

昨日拙ブログで採り上げた 西脇順三郎が以下のように言っています。(小学館「万有百科大事典・1・文学・序, 1973年)

文学は、人類文化史の中心的な勢力であって、人類の生活を時間的にも空間的にも最大に物語るものである。それはまた、人間の知情意の世界や人間の真善美の世界の発展を克明に脈うっている。

文学の発生は言語の発生とともに古く、またそれは人類の存在とともに永遠につづくのである。そしてその終結は、人類の終結を意味するのみである。

現政府の文学軽視は どう捕らえるべきでしょうか。