2013年9月16日月曜日

Sillanpää nació シランペー誕生 (1888年) フィンランドの世界的文豪


本日は フィンランドの世界的文豪 シランペー (Ernesto Mr. T の若き日には シランパーとか言われていました) 生誕の日であります。




















Frans Eemil Sillanpää (Hämeenkyrö, 16 de septiembre de 1888-Helsinki, 3 de junio de 1964) fue un escritor finlandés, ganador del Premio Nobel de Literatura en el año 1939.

De origen campesino humilde, sus padres consiguieron enviarle a estudiar a Tampere y, posteriormente, a la Universidad de Helsinki a estudiar medicina, donde trabó amistad con el pintor Eero Järnefelt, y otros personajes importantes de la época como Jean Sibelius, Juhani Aho o Pekka Halonen. En 1913 volvió a su villa natal, dedicándose por completo a la escritura.

En sus primeros relatos (La vida y el sol, 1916 y Los hijos del hombre en el cortejo de la vida, 1917) se manifiestan influencias de Knut Hamsun y Maurice Maeterlinck. Los acontecimientos políticos ocurridos entre 1917 y 1918 le inspiraron para escribir la novela Santa miseria (1919). Sus escritos son exposiciones de la vida sencilla de gente corriente.

南西部の都市タンベレの近くのヘメーンキュレの貧農の家に生まれました。タンペレの高等学校を出て、ヘルシンキ大学に進みましたが、生活は苦しかったようです。今も貧しき Ernesto Mr. T は これだけでも共感を覚えます。当時自然科学を学んだことが、後に創作に役に立つこととなりました。やがて、芸術家たちと交わって、文学に志すこととなりました。齢25のとき、大学を棄てて故郷に帰りました。1916年に処女作『生活と太陽』を発表します。二人の女に争われる青年の物語で、優れた叙情詩的感性が注目されました。フィンランド独立宣言に継ぐ1919年の内乱は、シランペーに戦争の恐ろしきを深く印象づけました。良き未来を信じて、赤の反乱に組した主人公が国家主義者に銃殺される経緯を描いた『聖貧』(1919年)が出世作となりました。
 さらにシランペーの名を世界的に広めたのは、傑作『若くして眠る』(1931年)でありました。これは古い農家の末に当たる病弱な娘シリアが、微笑みながら運命を甘受して果てる牧歌的な小説で、フィンランド独特の自然の美しさが、そのまま少女シリアの心理の表現となっています。また、自然と人間の生活が1つの「全体」であることを信じるシランペーの観念が最も明らかに表わされた作品でもあります。作者はエミール・ゾラ流のリアリズムに立ちながらメーテルランク的な神秘主義手法を自然に露呈させました。ここに*ハムスンの影響があるとも言われる理由もあるのでしょう。次の乍詰『男の道』(1932年)は、一人の農村の青年が、強い性格の女に征服されながらも、次第に男としての平衡を獲得して行く様を、自然描写を交えて渾然と映し出しています。これは『夏の夜の人たち』1934年)にも見られる雰囲気であります。

*ハムスンの anécdota を8月4日に載せる予定でしたが、スペインの太陽の為に忘れてしまいました。来年2014年の誕生日、2月19日まで御待ちくださいませ。

 1936年にシランぺーは、ヘルシンキ大学から「名誉博士」の称号を与えられ、1939年には、ノーベル文学賞を受けました。最後の長編『人間の美と悲惨』(1945)は、シランぺーの才能の最も優れた総合を示していると言われています。フィンランドの作家中、シランぺーは、最も世界的によく知られていますが、常に貧農を描いて、そのリアリズムに象徴を匂わす点が特にフィンランド的な作家であった、と Ernesto Mr. T には思えるのであります。



































 残念ながら、日本語訳は現在全て絶版状態のようなのであります。貧困なる精神の日本なのでありましょうか。


日本語訳

    しとやかなる天性 F.エミール・シッランパア 鶴田知也訳 ノーベル文学賞叢書、今日の問題社、1940
    少女シリヤ シッランパア 阿部知二訳、中央公論社、1940
    若く逝きしもの シランパア 阿部訳 筑摩書房 1953
    少女シリアの死 シランパー 大滝重直訳 偕成社 1963
    聖貧 桑木務訳 ノーベル賞文学全集、主婦の友社、1971



Knut Hamsun 没す (1952年) ノルウェーの最大の文豪ハムスン



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