戦後、続いた固定相場制度の時代をブレトンウッズ体制と言います。1971年8月15日、アメリカ合州国のニクソン大統領は自国のドル流失を防ぐため、ドルと金の交換停止を発表しました。所謂、ニクソン・ショックです。それを受け、1971年12月通貨の多国間調整(金1オンス=35ドル→38ドル、1ドル=360円→308円に切り上げ)と固定相場制の維持が行われました。しかしこのスミソニアン体制は長続きせず、1973年2 - 3月に日本を含む先進各国は相次いで変動相場制に切り替えていきました。
変動相場制は1976年1月ジャマイカのキングストンで開催されたIMF暫定委員会で承認されました。これをキングストン体制と言います。
今、1ドルは98円です。
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