2012年10月18日木曜日

ベルクソン Henri-Louis Bergson 笑い La Risa


1859年の今日、10月18日、フランスの哲学者、アンリ・ルイ・ベルクソン Henri-Louis Bergson が Paris で生まれました。

ベルクソンはノーベル文学賞受賞者(1928年)でもあります。

Ernesto Mr. T の一番印象に残っている書物は『笑い」Le Rire (1900) です。スペイン語で言うと La Risa です。(因みに、英語版は Laughter、エスペラント版は La rido、ロシア語版は Смех、ドイツ語版は Das Lachen 、マジャール(ハンガリー)語版は A nevetés 、チェコ語版は Smích です。Project Gutenberg の 英語版 Laughter の 無料Kindle版は
Kindle (no images)
で入手できます。)



La risa es el correctivo que inflige la sociedad a los individuos asociales.

En la risa encontramos siempre una intención de humillar y, consecuentemente, corregir a nuestro vecino.

Los chistes son un impulso de vida.

純粋に理智の人たちの社会においては、人は多分もはや泣くということはないであろう。だが、依然として恐らく笑うことはあるであろう。

虚栄心の特効薬は笑いであり、そして本質的に笑うべき欠点は虚栄心である。

どれも 哲学者の言葉だな と思わせるものばかりですね。

なお、昨年、竹内信男氏の新訳版が白水社から発行されました。

ベルクソンは1941年1月4日に 誕生と同じ地 Paris で亡くなりました。風邪をこじらせてしまったようです。享年81歳でした。

ご意見、ご質問等ございましたら、 <ernestotaju@yahoo.co.jp> へ。

P.D. 笑いと言えば、この video でしょう。