今日は4日なので、スペイン語の cuatro という言葉・数字について「少し」一緒に勉強しましょう。
ガルシア・マルケスが prologo を書いていることでも有名な CLAVE DICCIONARIO DE USO DEL ESPAÑOL ACTUAL (1997) では、
"Como pronombre, cuando va antepuesto a ciertos sustantivos, se usa para indicar una cantidad pequeña e indeterminada"
というUSO の注意書きが載っています。「ある幾つかの名詞の前に置かれると、少しの曖昧な量を示す」ことがあるのです。
CLAVE には上記の説明の後に
"Apenas llovió, cayeron sólo cuatro gotas."
という例文が付いています。「あまり雨が降らなかった』のです。
SANTILLANA UNIVERSIDAD DE SALAMANCA の diccionario SALAMANCA de la lengua española (1996) には、
"Eva escribió cuatro letras a su madre."
等の例文が幾つか載っています。「エバはお母さんにあまり手紙を書かなかった」ようです。
かの有名な Diccionario de la lengua española de la Real Academia Española の 第22版 (2003) には
"adj. U. con valor indeterminado para indicar escasa cantidad. Cuatro letras. Cuatro palabras."
ともありますから、上記 SALAMANCA の例文中の letras は「手紙』というよりも「文字」の方の意味でしょうか。
Diccionario PLANETA de la lengua española usual (1982) には、
"Hace cuatro días que llegó a la ciudad y la conoce ya perfectamente."
*「最近町に着いたばかりなのに、町のことは既に何でも知っている」という例文があります。
*三省堂の『クラウン西和辞典』にも同じ例文が載っていますが、訳は「彼はこの町に来て間もないのに、彼女とはもうすっかりおなじみである」となっています。状況次第ですが、どちらとも取れる例文ですね。
*三省堂の『クラウン西和辞典』にも同じ例文が載っていますが、訳は「彼はこの町に来て間もないのに、彼女とはもうすっかりおなじみである」となっています。状況次第ですが、どちらとも取れる例文ですね。
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