120年の一昨日、1892年10月6日、ビクトリア朝時代のイギリスの桂冠詩人アルフレッド・テニスン(Alfred Tennyson, 1st Baron Tennyson, 1809年8月6日生まれ) が亡くなりました。83歳でした。
イギリス本国だけでなく、日本で最も人気のある(¿あった?)作品は、物語詩『イノック・アーデン』 Enoch Arden (1864) でしょう。
船乗りの Enoch は、家族を幸せにするため、最愛の妻子を故郷の漁村に残し、遠洋航海に出ます。十数年経っても Enoch から何の便りもないので、妻は 夫 Enoch が死んだものと思い、幼い頃から彼女を愛していた親切な男 Philip と再婚し、彼の子供を産み、幸せに暮らしていました。
Enoch は死んでなどいなかったのです。無人島から生還するのです。しかし、妻が昔の親友と再婚し幸せに暮らしているのを目にし、帰郷を彼らには告げず、密かに死んでいきます。
これを陳腐だと貶す人もかなりいますが、若き Ernesto Mr. T は大いに感動したものでしたし、今 この年になって再読してみましたが、感動は変わりませんでした。
ご意見、ご質問等ございましたら、
<ernestotaju@yahoo.co.jp> へ。
<ernestotaju@yahoo.co.jp> へ。
FC2ブログのスペイン語、英語、+雑学 (補充・再確認版)もどうぞ宜しく。