2019年9月12日木曜日

Zaragoza 闘牛日程 ピラール祭 feria de el Pilar / PASODOBLES TAURINOS 2 / ミイラ取りがミイラに ir por lana y volver trasquilado /『アマディス・デ・ガウラ 上』近日刊 Amadís de Gaula / Suga Atsuko 須賀敦子 霧のイタリア追想~自由と孤独を生きた作家 (昨日の再録)


Zaragoza の闘牛日程が発表されました。Perera は最終日 10月13日㈰ です。



-Sábado 5 de octubre: Andy Cartagena, Diego Ventura y Leonardo Hernández (Ángel Sánchez y Sánchez).
-Domingo 6: Por la mañana, Miguel Cuartero, Fernando Navarro y Arturo Gilio (Los Maños).
Por la tarde: Morante de la Puebla, José María Manzanares y Cayetano (Núñez del Cuvillo).
-Martes 8: Tomás Rufo, Fernando Plaza y Alejandro Mora (Zacarías Moreno).
-Miércoles 9: Alberto Álvarez, Manuel Escribano y Daniel Luque (Adolfo Martín).
-Jueves 10: Enrique Ponce, Cayetano y Álvaro Lorenzo (Juan Pedro Domecq-Parladé).
-Viernes 11: El Juli, José María Manzanares y Jorge Isiegas, que tomará la alternativa (Núñez del Cuvillo).
-Sábado 12: El Cid, que se despedirá del toreo, El Fandi y López Simón (Matilla).
-Domingo 13: Enrique Ponce, El Juli y Miguel Ángel Perera (Montalvo).

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カルロス・ゴーンを批判していた日産社長が自らの類似の問題で辞任に追い込まれ、Fue por lana y volvió trasquilado ミイラ取りがミイラになった と揶揄されました。この ir por lana y volver trasquilado という表現に関しては明日詳説する予定です。

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(当初 本日9月12日発売予定でしたが)9月17日㈫発売に変更となりました。予約注文受付中です。
ガルシ・ロドリゲス・デ・モンタルボ 『アマディス・デ・ガウラ 
ガウラ(フランス)王とスコットランド王女との間に生まれた不義の子「アマディス(アマデウス)」についての物語「アーサー王伝説」につらなる、全ヨーロッパを舞台にしたアマディスとオリアナ姫との禁断の恋と各国との死闘を描く奇想天外な伝説の書。「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」 の頭を狂わせたスペイン最古の騎士道物語。
岩根 圀和訳(彩流社

内容紹介

不義の子アマディスのオリアナ姫との別離。
「緑の剣の騎士」としての苦難。怪物エンドゥリアゴとの死闘。
オリアナ姫との再会ならびに
「美貌の息子・エスプランディアン」の誕生など
「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の頭を狂わせた
スペイン最古の騎士道物語の大長編、後半。

「…アマディスは勇猛なる恋する騎士たちの指針、明星、
太陽であって、恋と騎士道の旗印のもとに戦うわれらは、
すべからくそのすべてを真似るべきである。
そう言う次第であるから、友達のサンチョ、アマディスを
もっともよく真似る遍歴の騎士こそが騎士道の完成にもっとも
近くにいるとわしは考えるのだ。この騎士が分別、勇気、度量、
忍耐、ゆるぎなき愛を端的に見せたのは、オリアナ姫に疎まれて
ペニャ・ポブレに身をもって苦行に身を投じたときだった。」
(セルバンテス『新訳 ドン・キホーテ』第25章より)

著者プロフィール

ガルシ・ロドリゲス・デ・モンタルボ(ガルシロドリゲスデモンタルボ)
Garci Rodoríguez de Montalvo.1450?~1505.
詳細不明だが、著者自身が『アマディス・デ・ガウラ』の最後に記しているところによるとメディナ・デル・カンポ(カスティーリャ・イ・レオン州バリャドリード近郊)の名士であったらしく、当市の議員を務めていた。
モンタルボ家の子孫の裁判記録によると、1505年には死亡していたようで、『アマディス・デ・ガウラ』Amadís de Gaula の出版を見ずに亡くなっていた。


アマディス・デ・ガウラ(上)岩根 圀和 Amadís de Gaula


岩根 圀和(イワネクニカズ)
いわね・くにかず
1945年、兵庫県生まれ。神戸市外国語大学修士課程修了、
神奈川大学名誉教授。
著書に、
『贋作ドン・キホーテ  ラ・マンチャの男の偽者騒動 中公新書』
(中央公論社、1997年)、
『物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代 中公新書』
(中央公論新社、2002年)、
『物語 スペインの歴史 人物篇  エル・シドからガウディまで
 中公新書』(中央公論新社、2004年)、
『スペイン無敵艦隊の悲劇  イングランド遠征の果てに』
(彩流社、2015年)があり、
訳書等に、
『名誉の医師』(カルデロン・デ・ラ・バルカ 著、訳註、
大学書林、 1982年)、
『サラメアの村長』(カルデロン・デ・ラ・バルカ 著、訳注、
大学書林、1982年)、
『人生は夢』(カルデロン・デ・ラ・バルカ 著、訳注、
大学書林、1985年)、
『セビーリャの色事師と石の招客』(ティルソ・デ・モリーナ 著、
訳注、大学書林、1986年)、
『復讐なき罰』(ローペ・デ・ベガ 著、訳注、大学書林、1986年)、
『シドの青春時代』(ギリェン・デ・カストロ 著、訳注、
大学書林、1987年)、
『疑わしき真実』(フアン・ルイス・デ・アラルコン 著、訳注、
大学書林、1988年)、
『ヌマンシア』(ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ 著、
訳注、大学書林、1990年)、
『赤い紙』(ミゲル・デリーベス 著、彩流社、1994年)、
『バロック演劇名作集  スペイン中世・黄金世紀文学7』
(牛島信明責任編集、共訳、国書刊行会、1994年)、
『贋作ドン・キホーテ〈上・下〉 ちくま文庫』
(アベリャネーダ 著、筑摩書房、1999年)、
『異端者』(ミゲル・デリーベス 著、彩流社、2002年)、
『マリオとの五時間』
(ミゲル・デリーベス 著、彩流社、2004年)、
『La lengua de las mariposas 中級読み物 蝶の舌 詳細注釈付』
(共著、朝日出版社、2008年)、
『糸杉の影は長い』(ミゲル・デリーベス 著、彩流社、2010年)、
『落ちた王子さま』(ミゲル・デリーベス 著、彩流社、2011年)、
『新訳 ドン・キホーテ 【前編・後編】』
(セルバンテス 著、彩流社、2012年)、
『ラ・セレスティーナ  カリストとメリベアの悲喜劇』
(フェルナンド・デ・ロハス 著、アルファベータブックス、2015年)
等がある。


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本日 Castilla la Mancha Media による以下のような騎馬闘牛生中継があります。

Castilla la Mancha Media Jueves 12 de Septiembre. 18:00 (日本時間深夜1時より) Desde Guadalajara. Rejones. Toros de Luis Terrón para Rui Fernandes, Leonardo Hernández y Lea Vicens. ☞ https://www.cmmedia.es/en-directo/tv/



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本日(JUEVES 12 DE SEPTIEMBRE)スペインでの闘牛開催予定

Salamanca – Domingo López-Chaves, Damián Castaño y Alejandro Marcos. (Adelaida Rodríguez).

ValladolidEnrique Ponce, El Juli y José María Manzanares. (Garcigrande y Domingo Hernández).

Baza – El Fandi, Sebastián Castella y Paco Ureña. (Manuel Blázquez).

Albacete – Diego San Román y José Fernando Molina, mano a mano. (Juan Manuel Criado).

Navalcarnero – Francisco de Manuel, Fernando Plaza e Isaac Fonseca. (Casasola).

Villa del Prado – Rafael González, Marcos y Manuel Diosleguarde. (Fernando Peña).

Guadalajara – Rui Fernandes, Leonardo Hernández y Lea Vicens. (Luis Terrón).

Sangüesa – Festival. David Luguillano, Jesulín de Ubrique y el novillero Clemente Jaume. (La Palmosilla).

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昨日と同じ vídeo です。


須賀敦子 霧のイタリア追想~自由と孤独を生きた作家~ 2009.10.18