前回は2013年4月でしたから、凡そ5年ぶりです。
最近 ギリシャによる 国名提訴問題が報道されています。
1991年の旧ユーゴスラビアからの独立後、自国の国名を「マケドニア」とすることを希望した同国に対し、ギリシャは当該の地名がギリシャ北部に存在するとして反発してきました。マケドニアによる同地域の領有権主張を意味することにもつながるとの理由から、以後国名としての使用を認めない方針をとってきました。マケドニア側は領有権の主張について否定していています。
1993年の国連加盟時には「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」の名称が用いられました。その後は北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)への加盟を目指しているものの、ギリシャの反対により未だに実現していません。
ギリシャ北部のマケドニアは、東方遠征を行ったアレクサンドロス大王の生まれた地として知られています。現在のマケドニア国民は、自分たちの国土が古代マケドニア王国の一部にあたり、同国との文化的な繋がりがあるとの見方を示しています。
一方、ギリシャ側はマケドニア国民について、スラブ民族でありマケドニア地方とは言語も文化も関連がないと主張しています。
ギリシャ、マケドニアの両国政府は先月(1月)、国名に関する対立の解消に向けた協議を再開し、「マケドニア」の名称を残す方向で妥協点が見いだせるとの認識を示唆していましたが、ギリシャでの反対デモは収まる気配がありません。。
何れにせよ、Ernesto Mr. T にとっては、アレクサンドロス大王だけでなく(¿アレクサンドロス大王よりも?) フルーツポンチとしての macedonia が 気になります。
Macedonia マケドニア
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