日本でもスペイン・ラテンアメリカ文学に興味のある人の中では Cobra がよく知られています。
Severo Sarduy (Camagüey, Cuba, 25 de febrero de 1937 — París, 8 de junio de 1993), fue un narrador, poeta, periodista, crítico de literatura y arte cubano. Su estilo está emparentado con el de José Lezama Lima y Cabrera Infante, aunque también tiene puntos de contacto con el grupo Tel Quel de París.
キューバはカマグエイの出身です。高校時代から詩を作って文芸雑誌に投稿していました。医学を志してハバナに出ましたが、革命後は政府給費生としてパリに赴き美術評論を勉強しました。同地で処女作『身振り』 Gestos (63) を発表した。パリでサイユ出版社の顧問をしました。『テル・ケル』Tel Quel 誌のグループに属し,先鋭的な言語実験に関心を寄せました。メディシス賞を受賞した『コブラ』 Cobra (1972) が代表作で、下の買い物欄のように邦訳もあります。これも幸い邦訳のある『歌い手たちはどこから』 De dónde son los cantantes (67) などの中編や,評論『バロック』 Barroco (74) ,詩集『ビッグ・バング』 Big Bang (74) 等を、その56年の生涯の内に発表していきました。
拙ブログで頻繁に採り上げている「パリに終わりはこない」París no se acaba nunca の中にもセロ・サルドゥイは何度か登場します。
セベロ・サルドゥイもフィデル・カストロも亡くなってしまいました。時代とは何なのでしょう。
Severo Sarduy
キューバ Cuba