2023年9月3日日曜日

There's so much I should have done for you 十分できなかった / Dublineses (Los muertos) The Dead (1987 John Huston) / toros en Sanse = Manzanares, Roca Rey

 ☝関ヶ原(2017) 2h04m14s 左近が息子に






Dublineses (Los muertos) The Dead 

 公開 イタリアの旗 1987年9月3日(VIFF)
イギリスの旗 1987年12月11日
日本の旗 1988年9月3日

 El día de la Epifanía de 1904 está a punto de empezar una de las fiestas más concurridas de Dublín, la de las señoritas Morkan. Entre los invitados se encuentra Gabriel Conroy, sobrino de las anfitrionas y marido de la hermosa Gretta. Esa noche, los invitados disfrutan de una magnífica velada. Gabriel, muy enamorado de su esposa, observa su emoción cuando suena una antigua canción de amor. De vuelta a casa, Gretta le confiesa un secreto.

1904年、雪のクリスマスを迎えたダブリン。大学教授のガブリエル・コンロイと妻のグレタは年老いたジュリアとケイトというモーカン叔母姉妹と姪メアリーが毎年主催している舞踏会に遅れてくる。大勢集まり、メアリーのピアノ演奏、グレイ氏の詩の朗読、ダンスや談話などの活気で温かくなごやかな雰囲気だった。ガブリエルが3人のもてなしに対してスピーチをしてお開きとなる。帰り際に客の一人で歌手のバーテル・ダーシーが歌うアイルランドのバラード(List of Irish ballads)「オクリムの乙女」(The Lass of Aughrim)という歌を聴いた時から、グレタの様子が日頃とは別人のようにおかしくなる。ホテルに戻ったガブリエルは、グレタから彼女がゴールウェイの祖母の田舎に住んでいた娘時代に出会った、この歌をよく口ずさんだ少年マイケル・フューリーの悲しい思い出話を聞かされる。結核になり、会うことが許されず、グレタがダブリンに発つ日に病床を抜け出し、冷たい雨の中、庭先に立っていた。そしてまもなく亡くなったという。ガブリエルは嫉妬が妻の憐れみ、それが愛に変化していき、今夜起こった様々な光景を思い出す。生きとし生けるものが遅かれ早かれ、移り住むおびただしい死者たちの世界を想う。外に降りしきる雪はマイケルの墓も、アイルランド全土を優しく包み込むかのようである。