2018年11月20日火曜日

マリア・サンブラーノ帰国(1984)女性初のセルバンテス賞受賞哲学者 María Zambrano / Kenbou Hidetoshi nació 見坊 豪紀 (1914) 現代日本語辞書 / Tendido Cero

34年前の今日、1984年11月20日、マドリードのバラハス空港(現アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港)にジュネーブ発の avión が到着しました。乗客に混じり、白いコートを着た小柄な老婦人がタラップから降り立ちました。スペインはマラガ出身の大哲学者マリア・サンブラーノ María Zambrano が46年間にも及ぶ長い亡命生活に終止符を打ち、祖国の大地を踏んだ瞬間でした。

マリア・サンブラーノ・アラルコン María Zambrano Alarcón (1904年4月25日 - 1991年2月6日)は、マラガ県ベレス=マラガ出身の哲学者・随筆家で、マドリード大学にてホセ・オルテガ・イ・ガセットやハビエル・スビリのもとで哲学を学んだ後、1930年にマドリード大学の形而上学講座の助教授となり、哲学を講じました(1930年-1936年)。フランコ政権樹立後は、スペインの多くの知識人たちと同じく、亡命生活を始めました。メキシコ、プエルトリコ、キューバ、イタリア、フランス、スイスなどを転々とし、スペインへの帰国は最晩年、1984年11月20日、34年前の今日でした。

サンブラーノの思想は、当初はオルテガ・イ・ガセットの「生の哲学」に影響を受けましたが、師の「生の理性〔razón vital〕」を「詩の理性〔razón poética〕」へと読みかえて深化させることで師の影響下から離脱し、独自の思想を形成しました。そのため、「マドリード学派」の中でも、オルテガ・イ・ガセットの「異端の弟子」であると見做されることもあります。--- ontología

ガルシア・ロルカ、パブロ・ネルーダ、オクタビオ・パス、アルベール・カミュ、ルネ・シャールらとの親交を通してマリア・サンブラーノの名はラテンアメリカやヨーロッパでも知られていましたが、亡命のためにスペイン国内ではあまり知られず、スペイン国内で広く知られるようになったのは帰国後、1988年に女性初のセルバンテス賞受賞者となってからのことです。


María Zambrano
María Zambrano

María Zambrano nació マリア・サンブラーノ誕生(1904) ¿4月22日?


----

Kenbou Hidetoshi nació 見坊 豪紀 (1914) 現代語辞書

見坊豪紀(けんぼう ひでとし、1914年11月20日 - 1992年10月21日)は、日本の日本語学者・辞書編纂者です。『三省堂国語辞典』の編纂者として辞書史に大きな業績を残しました。


見坊豪紀
------

Diccionario

DECIMAL: Pronunciar equivocadamente. TALENTO: No ta rápido. 

María Moliner nació (1900) マリア・モリネール誕生

------





-------

今日は、☟。「世界こどもの日」及び「宰相の象の物語」の発売日です。(宰相は「さいしょう」と読みます。)

Día Universal del Niño, 20 de noviembre 明日は「世界こどもの日」Universal Children's Day (mañana) / イヴォ・アンドリッチ 『宰相の象の物語』明日発売 / スペインの元狼少年(今は¿狼老人?) un español entre lobos

---------