衆議院選では民主党が大敗しました。Ernesto Mr. T は、哀れ(もはや総理職に無き[¿亡き?])野田議員を思い、次のような anagram が浮かびました。
民主党ダメでした☞ 「目出度し惰眠党首」(ミンシュトウダメデシタ☞メデタシダミントウシュ)
さらには、またもや、小沢一郎が党の分裂騒動を起こしました。Ernesto Mr. T の頭に浮かんだ アナグラム は以下のようなものでした。
小沢一郎 ☞ 終わろう一座(オザワイチロウ ☞ オワロウイチザ)
アナグラム(anagram)は、ある語やフレーズのなかに使われている文字を並べ替え、まったく別の語やフレーズを作るという遊びです。アナグラムの醍醐味は元の語と関連した語やフレーズを作りだすことで、それには言葉の巧みな使い方が必要とされます。ここは英語の例を少し挙げてみましょう。
まずは落選議員の立場になって、考えました。
まずは落選議員の立場になって、考えました。
Election results ☞ Lies! Let's recount (選挙の結果 ☞ 嘘だ! もう一度数え直そう)
今度は政治のような胡散臭いものは抜きにして、自然災害篇です。
These churn air ☞ The Hurricanes (これらが空気を激しく渦巻かせるのだ ☞ ハリケーン[複数形])
That queer shake ☞ The earthquakes (あの奇妙な揺れ ☞ 地震[複数形])
東日本大震災では放射能汚染が大きな問題として残っています。
Contaminated ☞ NO ADMITTANCE (汚染されている ☞ 立入禁止)
スペイン語にもありますよ。(スペイン語では anagrama となります。-a で終わっても anagrama は男性名詞であることにも注意しましょう。)
日本人の主食「米」は「雌狐」になってしまいます。
arroz ☞ zorra
「日本人・日本語」は「海綿・スポンジ」になってしまいます。
japonés ☞ esponja
esponja には persona que bebe mucho, especialmente aicohol 「大酒飲み」という意味もあります。Ernesto Mr. T の行方不明の友 amigo desaparecido の Javi Villar がまさに esponja でした。もちろん、beber como una esponja とも言います。
脱線の脱線ですが、esponja には persona que tiene facilidad para asimilar los conocimientos 「物覚えの良い人」とか、 persona que se aprovecha de las cosas de otro 「たかりや・居候」などの意味もあります。
話をanagram に戻しましょう。
英語の短いものとしては vile ☞ live. owls ☞ slow
スペイン語の簡単なものとしては caso ☞ asco ☞ cosa
などなど山ほどあります。
などなど山ほどあります。
話は尽きません。anagrams は まさに ars magna (大芸術) ですね。[☜ これも英語とラテン語のアナグラムです]
さて、アナグラムはどこでやるべきものでしょうか。
「¿アナグラム?」☞「¿奈良? ¿グアム?」
さて、アナグラムはどこでやるべきものでしょうか。
「¿アナグラム?」☞「¿奈良? ¿グアム?」
いつの間にか不愉快な選挙のことなど忘れてしまいました。
ご意見、ご質問等ございましたら、 <ernestotaju@yahoo.co.jp> へ。
P.D. スペインの Loewe ロエベ などに anagrama, anagram, アナグラム と呼ばれる商品がありますが、なぜそう呼ばれるのか Ernesto Mr. T は分かりません。アナグラム以上の謎です。