2013年12月31日火曜日

クエンカに鉄道駅2つ Hay dos estaciones (ferrocarriles) en Cuenca

今年夏スペインでの最悪だったのは、8月28日の朝(と言っても昼近く)、Cuenca から Madrid へ AVE 新幹線で帰ろうとしたときのことでした。(Madrid から到着したのと同じ)駅でいくら待っていても 列車が来ないのです。何故か駅員は1人も居ないし、駅のベンチに座っている何人かに切符を見せて訊いても誰も何故か判らないとのことでした。




AVE は 5分以上 遅れた場合全額払い戻すとかいう宣伝を聞いたこともあったのですが。

行き帰りのことを考えて、宿は 駅から徒歩5分も掛からない所にしたのですが。

駅の近くを通る人など 20人以上に訊いて、やっと 判明したことなのですが、クエンカには鉄道駅が2つあったのです。しかも AVE 専用の駅 Estación de Cuenca-Fernando Zóbel は都心から 4 km も離れた僻地にあったのです。

都心からバスが出ているとのことでしたが、その日の午後に Madrid 近郊で 別の toros を観戦予定でしたので、一刻も早くということで 大枚を叩き taxi で AVE 駅 Estación de Cuenca-Fernando Zóbel へ急ぎました。

次の video で判るように 周りにあるのは ただ campo のみです。


不幸中の幸いと言えば、taquilla で 事情を説明したところ、乗り過ごした列車の料金に全く追加料金無しで次の Madrid 行き AVE に乗れたことでしょう。

次の video で御分かりいただけると思いますが、Cuenca からの乗客は Ernesto Mr. T を含め 僅か数名でした。こんな不便なところに駅を造ったのは 観光立国 España としては 完全な 失敗だと思います。大赤字では無いでしょうか。

 

帰国後 日本で出版されている 旅行ガイドを幾つか調べてみたのですが、例えば『地球の歩き方』は 『'13-'14 マドリッド&日帰りで行く世界遺産の町』の方には説明が無く、『'13-'14 スペイン』の方には有る、というちぐはぐな対応でした。

次の foto は 上記のようなこととは つい知らず 暢気に 二回目の desayuno を (中国人経営の) bar で摂っている 2013年8月28日朝の Ernesto Mr. T の姿であります。この後、polo だけでなく、顔面まで 蒼白になってしまったのであります。



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Pd.

70分の遅れ 70 minutos de retraso: Illescas イジェスカス駅 (2014スペイン、その39)


このときはまだ、名作(映画) Calle Mayor が この Cuenca で撮影されたことを知りませんでした。