2018年7月30日月曜日

El niño y el toro 黒い雄牛 El bravo 原題: The Brave One (1956) - indulto


Narra el amor que siente un niño mexicano por un toro bravo al que cuida desde que éste nace, y al que intenta salvar la vida cuando está en la plaza de toros a punto de ser toreado por un famoso torero.

赤狩りでハリウッドを追われた名脚本家ダルトン・トランボが、ロバート・リッチという偽名で原案を執筆、そのためアカデミー原案賞を受賞した際、受賞者が会場に現れなかったという反骨精神に溢れた曰くつきの作品です。




Un niño mexicano llamado Leonardo, quien vive con sus padres en el campo en un área rural junto a sus demás animales, una de sus vacas llamada Diabla antes de morir, da a luz a un ternero. Leonardo lo adopta y le pone el nombre de Gitano por su color negro, con el paso del tiempo Gitano se convierte en un gran toro bravo y mejor amigo de Leonardo, a quien le protege de todo peligro y Leonardo es quien le demuestra todo su cariño a Gitano. Tras varias negociaciones para que Gitano sea llevado para competir a una corrida de toros, este evitará la muerte a manos de un gran torero profesional en el ruedo de toros de la Ciudad de México, para quedarse para siempre a lado de Leonardo.

少年 (Leonardo レオナルド) の可愛がっていた牡牛 Gitano (ヒターノ,ヒタニート、少年の家で生まれました) が勇敢な闘牛 toro bravo に育ち,Plaza de México の大闘牛場で殺されることなく 最終的に indultado され、少年と共に家路に着くことになるという、happy ending の物語です。




メキシコの貧しい農家に育った Leonardo レオナルド少年は母の葬式がすんだ晩、落雷で倒れた大木の下敷きで死んだ母牛の傍に生まれたばかりの黒い子牛をみつけ、家に連れ戻ります。父親から、育ててもよいとの許可を受けます。Gitano (ヒターノ、つまりジプシー) と名付けられた子牛は少年によくなつきました。しかし、やがて姉 María マリアに父親から Gitano は雇主である牧場主 Don Alejandro ドン・アレハンドロ の所有だから烙印を押さねばならぬと聞かされ可哀相でならず学校の先生に頼んで牧場主に手紙を書いてもらいます。Gitano は烙印を押されてしまいましたが、牧場主は子牛を少年に任せると約束しました。2歳を迎えた Gitano は逞しく育ち、闘牛用猛牛のテストにも勇猛ぶりを見せました。しかし、少年が2番の成績で学校を卒業した日、牧場主は事故で惨死してしまいます。Gitano は競買のうえ、首都 Ciudad de México メキシコ市の闘牛場へ送られることになります。その夜、少年は Gitano を連れ出し、あてもなく山中に逃げ込みました。木陰で眠る少年めがけて襲いかかった大山猫を、Gitano はその鋭い角で突き伏せて小さな主人を守りました。翌朝、探しにきた父親にこんこんと諭された少年は、それでも何とかして Gitano を救おうと家出し、Gitano を乗せたトラックに同乗してメキシコ市に向かいます。かねて学校で先生に聞いていた通り、大統領に自分の願いを告げようと市内を駈けめぐり、ようやく大統領官邸に辿りつきます。衛兵の隙をみて門内に入った少年の涙ながらの訴えに感動した大統領は、闘牛場経営者宛に Gitano 返還を依頼した手紙を認めたうえ、専用サイドカーで闘牛場に送ってくれました。しかしながら、少年が着いたとき、Gitano とメキシコ一の名闘牛士 Fermín Rivera フェルミン・リベラ の勝負が既に始まっていました。悲しみに沈む少年をよそに、Gitano は堂々たる風格で Fermín Rivera に立ち向かいます。秘術を尽くして闘う両者。Gitano の勇敢さに心うたれたとき、indulto <インドゥルト、放免せよ>の叫びが場内に轟きます。競技立会人は白いハンカチを振って indulto を宣しました。場内に頑張る Gitano の前に、突然柵を越えて少年が走り寄ります。一瞬愕然とした観客も、頬を寄せ合う少年と猛牛の姿に改めて万雷の拍手を送るのでした。感動が渦巻く中に、少年は Gitano Gitanito を伴って闘牛場を去っていくのでした。

ペレーラ、アルバセーテで8年振りの快挙: Perera indultó en Albacete a Pescadero de Daniel Ruiz 歴史に名を刻む

Tendido Cero