No hagas ninguna tontería.
Sordo / The (Silent) War / サイレント・ソルジャー: 奪還せよ、友の命もこの国もーー
1944年、独裁政権下のスペイン。内戦に敗れ、フランスに亡命した兵士たちは、スペイン奪還を目指して大規模な作戦を計画していた。作戦を成功させるべく、アンセルモをリーダーとした奇襲部隊は国境を越え、奪還の要となる敵陣近くの橋脚の爆破を試みる。ところが爆破は失敗し、部隊の大半は命を失ってしまう。
アンセルモと部隊の一員で同郷の友人でもあるビセンテは生き残ったものの、アンセルモは衝撃により聴覚を失い、ビセンテは巨大な岩に挟まれ身動きが取れずにいた。
仕方なくビセンテを残して退却するアンセルモ。彼は数日に渡り山中に隠れ、後続部隊の到着を待つとともに逆襲のチャンスを伺っていた。一方、捕虜となったビセンテは、アンセルモが自分を救いに来ることを信じ、拷問にも屈せずアンセルモの居場所について口を割ろうとしなかった。
業を煮やした敵軍はアンセルモを捜し出すために傭兵を雇う。それは戦場を渡り歩き、数え切れない命を奪ってきた隻眼ながら凄腕の女性スナイパー・ダリアだった。
果たしてアンセルモはビセンテを救い出し、スペイン奪還を果たすことが出来るのか。敵の手はすぐそこへ迫っていた…。
Antonio Muñoz Molina: "Me impactó la imagen de cuando todo se quedó detenido"
Antonio Muñoz MolinaAntonio Muñoz Molina
アントニオ・ムニョス・モリーナ(Antonio Muñoz Molina, 1956年1月10日 - )は、スペイン・ウベダ出身の著作家。現在はアメリカ合衆国ニューヨーク在住。1995年からスペイン王立アカデミーの正会員。Ernesto Mr. T と同じ65歳。
ハエン県ウベダに生まれた。グラナダ大学で美術史を、マドリード・コンプルテンセ大学でジャーナリズムをそれぞれ学び、公務員として働いた後、1984年から執筆を開始し、以後多くの著名な文学賞を受賞している。2004年から2005年はニューヨークのセルバンテス文化センターのディレクターを務めた。
Antonio Muñoz Molina (Úbeda, 10 de enero de 1956) es un escritor español, académico de número de la Real Academia Española (1996) —donde ocupa el sillón u minúscula— y honorario de la Academia de Buenas Letras de Granada. En 2013 fue galardonado con el Premio Príncipe de Asturias de las Letras. En su obra abundan referencias a la cultura popular, que es una de las principales fuentes de inspiración del autor.