主人公吉永小百合の乗ったオーストラリア行きの飛行機は KLM Philippine Air Lines でした。
「KLM」とはオランダ語の「Koninklijke Luchtvaart Maatschappij(K…コーニンクルッケ・L…ルフトファールト・M…マートスハッペイ、王立航空会社)」の頭文字。
Ernesto Mr. T は、スペインへ行くために KLM を利用したこともあります。
ソ聯上空を飛べない当時は、まずアンカレッジ、そして アムステルダム(スキポール空港) 経由で やっとスペインという長旅でした。
KLM のオランダ語での発音は「カーエルエム、カーエレム」に近いそうです。
顔も知らず、文通だけで繋がる実の姉を求めてオーストラリアに向かった主人公の由布子。しかし空港に姉は現れず、見知らぬ男が待っていた…。
1週間前に A la vejez, viruelas. (¿年寄りの冷や水?) を扱いましたので、今回は「若気の至り」を採り上げます。と言いましても、a la vejez, VIRUELAS のような面白い表現は思い浮かばず、
por el ímpetu juvenil, en un arrebato de ardor juvenil とか error de juventud, error propio de la juventud, extravíos de juventud、その他 imprudencia, irreflexión, insensatez などを使うしかないようです。