2012年4月8日日曜日

昨晩の La malagueta での ピカソ闘牛 Corrida Picassiana

昨晩の toros 闘牛の生中継は、Canal Sur からは何の説明もないまま、突然放映中止となり、今でも本当に当惑しています。
しかしながら、今回で4度目となる Corrida Picassiana 自体は無事開催され、ピカソの絵の入った白の capote [ 下の写真 ] を纏って入場した地元 Málaga の 22歳の Jiménez Fortes ヒメネス・フォルテス が すばらしい活躍で観客を魅了し、oreja, gran ovación tras leve petición y oreja、つまり、最初の牛で、その片耳 [ これが勝利記念杯に相当する ] を獲得、2頭目では 観客たちから僅かに耳を求める声は上がったものの記念杯無しのovación 「喝采」のみ、しかし、3頭目には再び片耳を手に入れました。今回の Jiménez Fortes の評価には、arrojo「勇敢」という言葉が地元スペインのメディアではよく使われています。
 
また、同じく地元マラガ出身のベテラン、37歳の *Javier Conde ハビエル・コンデ [ その容姿からよくジプシーだと勘違いされる美男子 ] は3回とも全部運が無かったとしか言いようがない結果です。2頭目こそ ovación でしたが、3頭目は観客から pitos 不満の口笛も上がったりしました。
牛は、4頭目が Juan Pedro Domecq 牧場のもの、残り5頭は Parladé 牧場のものでした。
地元の Malagueños 2人の mano a mano 一騎打ち だったのですが、観客の入りはお世辞にも良いとは言えないものでした。

( *追記: この Corrida Picassiana のときの Javier Conde の映像 [ Al Natural ] を入手できましたので載せておきます。5 de mayo )

 
なお、現地スペインで昨日 ( Castilla la Mancha TV により ) テレビ放映された Munera ( Albacete ) での toros は、Ambel Posada アンベル・ポサーダが oreja y oreja 2頭それぞれの牛で片耳、José María Arenas ホセ・マリア・アレーナス は dos orejas y oreja 1頭目が両耳、2頭目が片耳、Diego Silveti はポサーダ同様 oreja y oreja で、3人とも puerta grande 「大勝利」となりました。因みに、牛は 6頭とも 全て Los Chospes 牧場のものでした。