2012年4月13日金曜日

サン・へロニモ街の素敵な宿 Un hostal atractivo en la carrera de San Jerónimo, Madrid


この Blog で数回前に書いた *「生きているか、我々は?」( 2012年4月9日月曜日 ) の中に出て来る「作家 ( Ernest Hemingway ) がまだ若くて貧しいころ定宿としていた Madrid の Hostal 」とは具体的に何という名の Hostal なのか、という質問をされました。Ernesto Mr. T の返事は、「場所は CARRERA DE SAN JERÓNIMO サン・へロニモ通りなのですけれど、ヘミングウェイに本当に興味がおありなら、それ以上のことは、伝記でも読んで、御自分で答えを探し出してください。あ なたのような BIBLIÓFILO 愛書家にとっては、それもきっと楽しい作業でしょうから」という幾分つれないものでした。

*  生きているか、我々は? vivir por completo su vida

Ernesto Mr. T は根は優しい男なので、今日はここにヒントとなる写真2枚と、その宿の子どもであり torero muy joven 若き闘牛士である Samuel の写真を掲載することにしました。



上記の foto en blanco y negro 白黒写真 はかなり前のものです。いつのものかは御自分でお突き止めくださいませ。

次は現在の foto en colores カラー写真です。上記のものとは少し違う角度から撮られています。



次の写真に写っているのは、宿を経営している familia 家族の子ども、若き闘牛士の Samuel 君。すごく元気が良く valiente 勇敢な男の子です。



Samuel 君が被っているは、実は、Ernesto Mr. T の montera です。
Samuel 君の padre お父さんは Simón、おじいさんも Simón です。*ややこしいことに、 Samuel 君の hermano [ menor ] も Simón なのです。なお、Samuel は英語のような サミュエル ではなく、サムエル と発音します。Simón も サイモン ではなく、シモン です。綴りと発音ということから言えば、西語は英語よりもずっとまともです。


Simón Padre シモン父さん と Simón Abuelo シモンおじいさんは どちらも aficionados a toros 闘牛好きです。特に Simón Abuelo の方は 自ら el mejor torero del mundo 世界最高の闘牛士 と名乗っています。ただし、夏に 私 Ernesto Mr. T が姿を現しますと、こちらの方を el mejor torero del mundo  世界最高の闘牛士 と呼んでくれるのです。

他にも、bigote ヒゲの Julio、ingeniero 技師の Fernando 1, 眼鏡 gafotas の Fernando 2 など個性的な人ばかりで、しかも皆 simpáticos です。

結局、今回はこの hostal と Ernest Hemingway に関する話が全く出てきませんでしたが、それもまたこれからのお楽しみ・御愛嬌ということで御了承ください。

なお、この オスタル は Puerta del Sol と Museo del Prado のほぼ中間地点にあり、どちらも歩いて10分未満の距離です。

ご意見、ご質問等ございましたら、<ernestotaju@yahoo.co.jp> へ。