原作は、Tennessee Williams テネシー・ウィリアムズによる一幕劇の『この財産没収』(This Property Is Condemned)であす。脚色はフランシス・フォード・コッポラらが担当しました。
孤児のウィリーが、一人で「Wish me a rainbow」を歌いながら線路の上を歩いて遊んでいると、トムという少年が話しかけてきました。ウィリーは、昔家族がいたころの話を始めました。
ニューオリンズからミシシッピー州にあるドッドスンという小さな町にやってきたオーエンは、スター(Starr と r が2つ)下宿屋に宿泊することにしました。下宿屋は、スター家の母親ヘイゼルの誕生パーティで、多くの鉄道員が集まり盛り上がっていました。ウィリーの姉アルバ(Alba ではなく Alva)は男にもてる魅力的な女性でした。ヘイゼルは、アルバに金持ちである中年男性のジョンソンと結婚させようとしていましたが、アルバはその気がありませんでした。アルバは、オーエンに一目惚れしてしまい気を引こうとしますが、オーエンは興味を示しません。翌日、オーエンは鉄道の駅に向かい、鉄道鉄道従業員の人員削減をするための調査員として派遣されたことを通知します。JJからオーエンが調査員であることを聞かされるアルバでしたが、オーエンにさらに惹かれていくのでした。
町中の鉄道従業員から睨まれるオーエンですが、アルバと一緒に町を歩いてまわっているうちに(¿いつの間にか?)アルバにひかれていきます。しかし、オーエンから解雇通知を出されたJJら従業員から、そのオーエンが袋叩きにされてしまいます。アルバが彼を手当てしていると、ニューオリンズに誘われるが、ジョンソンと結婚してもらいたい母ヘイゼルにより妨害されます。アルバは母に反抗するため勢いでJJと結婚すると言いますが、翌日オーエンにもらった切符で一人ニューオリンズを訪れます。そこでオーエンと会い、愛し合います。オーエンから求婚され、ウィリーも一緒に連れて行くことを承諾したことで、2人は結婚を決意します。だが、ヘイゼルがニューオリンズまで押しかけ、アルバがJJと結婚したことを話すとアルバは取り乱し、走り去ってしまうのでした。
その後、母ヘイゼルは別の男と駆け落ちし、姉のアルバは肺病で病死したことを話すと、ウィリーはトム少年と別れ、再び一人で「Wish me a rainbow」を歌いながら姉の汚れた服を着のまま線路の上を歩いていくのでした。