日本にはユネスコによって認定されている消滅危機言語が8つあります。
その1つが 八丈島語(以下の video)なのですが、その八丈島語が更に英語と混合し、出来上がったのが小笠原語です。
45年前の今日、1968年6月26日、小笠原諸島がアメリカ合州国から日本に返還されました。
まず、地図で位置を確認しましょう。
八丈島を含む伊豆諸島です。
そして、小笠原諸島です。
小笠原諸島には、19世紀、和人より先に欧米人が入植していました。その後、小笠原は日本領となり、八丈島などからの移民が増えてきました。すると在来の欧米人は日本に帰化し日本語も話すようになったのです。
更にその後、第二次世界大戦の後には、小笠原はアメリカ合州国軍の(¿植民地?)施政下に入り、島民は英語(米語)教育を受けることとなりました。
その結果、英語と日本語の混合言語を母語とする島民が現れ、その言語を小笠原語と呼ぶようになりました。方言ではなく立派な言語なのです。
詳細は ダニエル・ロング さんによる 次の2つを御読みください。
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