皆様御存知のように、アルゼンチンの国旗は、横に青白青の三層で中央に太陽のシンボルがあしらわれています。
この青白青の色は1810年5月25日のリオ・デ・ラ・プラタ副王領政府に対するポルテーニョ(ブエノスアイレス市民)民兵隊の蜂起(五月革命)の際に使われた帽章の色に由来し、旗そのものは Manuel Belgrano マヌエル・ベルグラーノ将軍がロサリオでのスペイン軍との戦いの後、両軍の旗が同じ色(スペインの血と金=赤と黄色の旗)であることに気付き、戦闘終了後に作成したものです。
この蜂起の日付(5月25日)を記念して、中央の太陽は「五月の太陽」と呼ばれ、古代インディオの、つまりインカ帝国の独立の象徴である太陽神インティを表し、当時のラ・プラタ地域で流通していた8エスクード硬貨の意匠があしらわれたのです。
今日、6月20日は、上記の Manuel Belgrano マヌエル・ベルグラーノ将軍の忌日で、アルゼンチンでは「国旗の日」Día de la Bandera となっています。
次の video は Creación de la bandera argentina です。