2012年7月29日日曜日

Camu camu でビタミン補給

あまりの暑さにビタミン補給も兼ねた清涼飲料水を買おうと思っておりましたところ、「天然ビタミンCが豊富、レモンの約60倍、アセロラの約2倍、ポリフェロールは赤ワインの約7倍」という表記に魅かれ、Camu camu という飲み物を購入しました。「アマゾン(ペルー)で発見された果実から」なのだそうです。


学名は Myrciaria dubia で、フトモモ科の常緑低木、ペルーのアマゾン川流域の熱帯雨林に産し、Camu camu だけでなくも、CamuCamu、Cacari、Camocamo などの名でも呼ばれています。
樹高は約3mになり、花は白くて光沢があり、芳香をもち、葉は長さ数cmから20cmで幅1-2cm です。
果実はサクランボのような赤紫色をしています。実には100gあたり約2800mgのビタミンCを含み、これはレモン果汁の50~60倍もあります。他にアミノ酸のバリン・ロイシン・セリンや、フラボノイドも多く含んでいます。果肉は柑橘類のような甘酸味があり、清涼飲料に加工されるほか、アイスクリームや菓子にも使われています。この他、果肉を粉末化またはカプセル化したものが先進国で健康食品として売られているそうです。特に日本への輸出が多いようです。


野生のカムカムは先住民により古くから利用されてきましたが、栽培されるようになったのは最近のことで、*アルベルト・フジモリ大統領(当時)の農業政策の一環として栽培が奨励されました。栽培は容易で、高温多湿な気候でよく育ちます。川沿いなど水分を好み洪水にも耐えます。4年から6年で実を付けます。

*農業工学修士(ラ・モリーナ国立農科大学でクラス一位の成績)でもあったのです。

最近は野生のカムカムの利用が増え過ぎて絶滅が危惧されるほどになり、現地では栽培が奨励されています。これまでペルー政府は、生の果実、木、種子などの植物体の国外持ち出しを実の加工品を除いて禁止しており、日本では2004年に特別許可により浜名湖花博で初めて木が公開されました。現在ではアマゾン下流のブラジルでも栽培されており、種子や苗が日本でも入手できるようになっています。

El camu-camu (Myrciaria dubia) es un arbusto nativo de la Amazonía Peruana, que crece en forma silvestre en los suelos aluviales que son inundados durante la época de lluvias. Se encuentra principalmente a lo largo de los ríos Ucayali y Amazonas y sus afluentes, en el sector ubicado entre las localidades de Pucallpa (sobre el río Ucayali) y Pebas (sobre el río Amazonas). Puede llegar a medir hasta 8 m de altura. Se cultiva como frutal, apreciándose su fruto por el alto contenido de vitamina C.
Los frutos de esta planta contienen una excepcional concentración de vitamina C , casi 30 veces más que la pulpa de naranja.

CamuCamu (Myrciaria dubia), also called Camu Camu, Cacari, and Camocamo, is a type of tree that lives in the Amazon Rainforest. Its fruit is high in Vitamin C.

この Camu camu を奨励した アルベルト・フジモリ氏 Alberto Kenya Fujimori Fujimori は まだ carcel にいるのでしょうか。政敵でもあった Mario Vargas Llosa は camu camu を飲んだことがあるのでしょうか。

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