ホセ・エチェガライ・イ・エイサギーレ(José Echegaray y Eizaguirre、1832年4月19日-1916年9月14日もしくは9月16日)は、土木工学者、数学者、政治家でもありましたが、何よりも19世紀後半のスペインで最も優れた劇作家でした。
181年前の今日、1832年4月19日、エチェガライはアラゴン州出身の父、ナバラ州出身の母との間にマドリードで生まれました。ムルシア州で幼少期を送り、初等教育を受けました。
1904年にフランスの詩人フレデリック・ミストラルとともの受賞でしたが、スペイン初のノーベル文学賞受賞者となりました。エチェガライの最も有名な作品は、19世紀に流行ったメロドラマの形式に沿って書かれた El gran galeoto(日本語訳は岩波文庫『恐ろしき媒』)で、真実は言葉によって生み出されるという主題のもとに、主人公らが共有する幸福な家庭像が群衆の噂話によって歪められ、噂を裏付けるかのように家庭が崩壊していく様を描いています。
エチェガライはこれに、膨大な数の凝ったステージ上の説明をつけて上演し、私たちが19世紀の演劇に対して抱く演出過剰なイメージを作り上げました。この作品は後にパラマウント映画によって The World and His Wife というタイトルで無声映画化されました。有名な作品には他に、Saint or Madman? (1877)、Mariana (1892)、El estigma (1895)、The calumny (1898)、El loco Dios (1900) などがあります。
なお、マドリード市内にある、この劇作家の名を冠したエチェガライ通りは、フラメンコ酒場があることで有名です。(下記、買い物欄の3冊目にある『スペイン、マドリー、エチェガライ通り十番地 (1982年)』のその辺りのことが書かれています。また、同4冊目『夢を撃つ男』には、殺された妻の敵を討つためにスペインまで出向く佐伯泰英の「エチェガライ通り」が含まれています。)
José Echegaray y Eizaguirre (Madrid,19 de abril de 1832 - Madrid,14 de septiembre de 1916) fue un Ingeniero de Caminos, Canales y Puertos, matemático, dramaturgo y político español, hermano del comediógrafo Miguel Echegaray.
José Echegaray fue un polifacético personaje de la España de finales del siglo XIX. Ingeniero de Caminos, Canales y Puertos, por la Escuela de Madrid, matemático, dramaturgo, político... con excelentes resultados en todas las áreas en las que se involucró. Obtuvo el Premio Nobel de Literatura en 1904, y desarrolló varios proyectos en ejercicio de las carteras ministeriales de Hacienda y Fomento. Realizó importantes aportaciones a las matemáticas y a la física. Introdujo en España la geometría de Chasles, la teoría de Galois, las funciones elípticas. Está considerado como el más grande matemático español del siglo XIX. Julio Rey Pastor afirmaba: Para la matemática española, el siglo XIX comienza en 1865 y comienza con Echegaray.
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