マケドニア共和国、通称マケドニアは、東ヨーロッパのバルカン半島に位置する共和国で、前身はユーゴスラビア連邦の構成国の1つでした。南はギリシャ、東はブルガリア、西はアルバニア、北はセルビアおよびコソボと、四方を外国に囲まれた内陸国です。
マケドニア共和国は、地理的にはマケドニアと呼ばれてきた地域の北西部にあり、マケドニア共和国はマケドニア地域全体の約4割を占めています。残りの約5割はギリシャに、約1割はブルガリアに属しています。また歴史上、マケドニア共和国の多数民族はマケドニア人と自称・他称されますが、彼らはスラヴ語の話し手で南スラヴ人の一派であり、ギリシャ系の言語を話していたと考えられる古代マケドニア王国の人々と直接の連続性はありません。これらの理由から、ギリシャがマケドニアという国名を拒否し、同国との間で激しい国名論争(マケドニア呼称問題)が生じています。
憲法上の正式名称はマケドニア共和国であり、約125ヶ国はこの呼称を用いている一方、欧州連合や日本等はこれを認めず、国際連合に加盟したときの暫定呼称マケドニア旧ユーゴスラビア共和国を使用しています。
そういった複雑な問題はさておき、スペインには macedonia というデザート(以下の foto)があります。
そうです。macedonia はフルーツ・ポンチなのです。
手許の Planeta の辞書によりますと、"n. f. Postre preparado con diversas frutas montadas y cortadas en trozos pequeños, que se aderezan con azúcar, licor o zumo de frutas."なのです。
また、Alcalá de Henares 大学の辞書には、"Comida fría y dulce hecha con frutas cortadas y almíbar"という定義の後に"me gusta poner a la macedonia un chorrito de licor; está preparando una macedonia para el bebé; esta macedonia tiene trocitos de piña y manzana y zumo de naranja."といった例文も付いています。赤ん坊 bebé も食べるのですね。
なぜ、フルーツ・ポンチを macedonia と呼ぶのか、Ernesto Mr. T には謎だったのですが、Wiki には以下のような説明が載っていました。本当でしょうか。
El nombre con el que se ha bautizado gastronómicamente esta mezcla frutal proviene de la creación político-militar de Alejandro Magno (356-323 a. C.), el Imperio macedónico, marco histórico y geográfico en el que alternaron razas y culturas, idiomas y tradiciones, legados religiosos y estilos artísticos, tributarios unos y otros de diversas fuentes vernáculas. Este «cóctel» de pueblos y naciones sirvió de modelo para que, durante el siglo XVIII, se empezara a utilizar en Francia el nombre propio «Macedonia» (Macédoine en francés) para referirse a un conjunto de elementos heterogéneos en cualquier ámbito, no solo el culinario.
Actualmente, la macedonia de frutas forma parte de la gastronomía de muchos países del mundo, como España, Francia, Italia y Latinoamérica.
このような小国からの visita は 本当に嬉しいものですし、世界を考え直す 機械を与えてくれます。