以下のようにテレビなどでもいろいろ取り上げられたようです。
なお、この原作者は 根菜農家うめまま さんです。
「大根」はスペイン語では、nabo (japonés) とか rábano (japonés) と言います。
ここは、Ernesto Mr. T の blog ですので、nabo や rábano に関する表現を少し勉強しておきましょう。
Cada cosa en su tiempo y los nabos en Adviento. これは諺で「何事にも潮時がある。果報は寝て待て」の意味です。adviento というのは「待降節」つまり navidad 前の4週間のことです。この辺りの時期の大根が美味しいのですかね。
Este chiste es de chicha y nabo. (この冗談は何の値打ちもない、取るに足らない。) "de chicha y nabo" で "de poca importancia とか despreciable" という意味の熟語です。
会話で Un rábano または Y un rábano と言うと「嫌だ」「お断りだ」という拒絶の表現になります。"Ernesto quería que fuéramos a cenar a su casa, pero le he contestado que un rábano."(エルネストは彼の家で私と一緒に晩ご飯を食べたがったんだけど、私は彼に「真っ平御免だわ」と答えてやったのよ。)
"Me importa un rábano lo que pueda pensar la gente."([他]人がどう考えようと僕はちっとも気にならない。) "importar a 人 un rábano que 接続法" で "No preocupar <una persona o una cosa> nada a una persona"「...にとって少しも重要ではない」という熟語です。
"Cuidado con lo que le dices, porque Ernesto no entiende las bromas y siempre agarra el rábano por las hojas."(君、エルネストに話をするときは注意しなよ。エルスネストは冗談が分らず、いつも勘違いしてしまうんだから。) "Tomar / agarrar / coger el rábano por las *hojas" で "Interpretar <una persona> equivocadamente una cosa"「すっかり勘違いをする、曲解・誤解する」という熟語です。(*単語 hoja に関しても スペイン語 ( および英語 ) のなぞなぞ acertijo という楽しいページがありますから是非 visita してください。)
それにしても、「逃げる大根」の写真は見事という他ありませんね。
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