北原白秋作詞・山田耕筰作曲 (唄 宮下禮子 リーガルレコード65630-A ピアノ 山田耕筰)
春は 早(はよ)うから 川辺の葦(あし)に
蟹(かに)が 店出し 床屋(とこや)で ござる
チョッキン チョッキン チョッキンナ
小蟹(こがに) ぶつぶつ 石鹸(シャボン)を とかし
おやじ 自慢(じまん)で 鋏(はさみ)を 鳴らす
チョッキン チョッキン チョッキンナ
そこへ 兎(うさぎ)が お客に ござる
どうぞ いそいで 髪(かみ)刈って おくれ
チョッキン チョッキン チョッキンナ
兎ァ 気がせく 蟹ァ あわてるし
早く早くと 客ァ つめこむし
チョッキン チョッキン チョッキンナ
じゃまなお耳は ぴょこぴょこするし
そこであわてて チョンと切り落とす
チョッキン チョッキン チョッキンナ
兎ァ おこるし 蟹ァ 恥(はじ)ヲ かくし
しかた なくなく 穴(あな)へと 逃(に)げる
チョッキン チョッキン チョッキンナ
しかた なくなく 穴へと 逃げる
チョッキン チョッキン チョッキンナ
童謡って不思議ですよね。これを聴いたら Gabriel García Márquez は何と言うでしょうね。認知症にかかる前にぜひ聴かせたかったですね。
El cangrejo barbero atolondrado cortó por descuido una oreja del conejo cliente. El conejo lloró y el cangrejo, de la vergüenza, se metió en el hoyo.
P.D. torero 闘牛士にとっては cortar orejas は名誉ですが、cangrejo 蟹、barbero 床屋にとっては恥なのですよね。
ご意見、ご質問等ございましたら、<ernestotaju@yahoo.co.jp> へ。