2013年5月1日水曜日

Ramón y Cajal nació ラモン・イ・カハル誕生(1852年) 悪童から探究者に ラモニ・カハール


スペインのあちこちに殆ど全ての都市に Calle Ramón y Cajal ラモニカハル(ラモン・イ・カハル)(ラモニ・カハール)通りがあります。Ramón y Cajal は スペインでは知らない人がいないほど有名な人物なのです。
Santiago Ramón y Cajal (1852年5月1日 - 1934年10月17日)はスペインの神経解剖学者です。1906年にゴルジと共にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。今日の神経科学・神経解剖学の基礎を築き上げた巨人として位置づけられています。
中枢神経系の構造に関して、Ramón y Cajal はゴルジ染色法を中心とする方法論を用いた神経組織標本の観察結果に基づき、ゲルラッハや、ゴルジ染色法の開発者ゴルジらによる網状説に反対して、ニューロン説を提唱し、激しい論争を引き起こしました。神経繊維は末端で互いに途切れること無く連続して網を形成しているとする網状説は今日では完全に否定されています。しかし、18世紀半ばごろまでに確立していた細胞説の例外として、神経系では細胞が融合して多核となっていると考えられていた時期がありました。これに対してニューロン説の立場では、神経系はニューロンという非連続の単位から構成され、個々のニューロンは細胞体、樹状突起、軸索という極性のある構造を有し、シナプスと呼ばれる接合部によって互いに連絡すると考えます。1906年のノーベル生理学・医学賞は、網状説のゴルジとニューロン説のカハールの二人が受賞し、まったく正反対の立場で受賞記念講演を行っています。後の時代の電子顕微鏡を用いた実験研究によって、個々のニューロンの細胞膜は互いに独立していることが確かめられ、ニューロン説が実証されるに至り、神経科学における基本的な概念となったのです。


Santiago Ramón y Cajal (Petilla de Aragón, Navarra, 1 de mayo de 1852 - Madrid, 17 de octubre de 1934) fue un médico español, especializado en histología y anátomo-patología. Obtuvo el premio Nobel de Medicina en 1906 por descubrir los mecanismos que gobiernan la morfología y los procesos conectivos de las células nerviosas, una nueva y revolucionaria teoría que empezó a ser llamada la «doctrina de la neurona», basada en que el tejido cerebral está compuesto por células individuales. Pedro Laín Entralgo lo ha considerado la cabeza de la llamada "Generación del 80" o "Generación de Sabios".
Santiago Ramón y Cajal (1 May 1852 – 18 October 1934) was a Spanish doctor. He shared the 1906 Nobel Prize in Physiology or Medicine with Camillo Golgi for their work on the anatomy of the nervous system.
Ramon worked on thin slices of brain tissue which were laid on microscope slides and stained with silver. The stain was invented by Golgi, who shared the Nobel Prize with him.
Ramon's investigations of the microscopic structure of the brain were original: he is considered by many to be the father of modern neuroscience. He was skilled at drawing, and hundreds of his illustrations of brain cells are still used for educational purposes today.
Ernesto Mr. T は Ramón y Cajal の自伝を読んだことがありますが、学生時代はとんでもない悪童だったことだけは確かです。何しろ、本人が言っているのですから。こんな生徒がいたら、殆どの教師はノイローゼになっていたことでしょう。天才の扱いは 常人には出来ないと思った次第であります。下記の買い物欄にもありますように、正に『悪童から探究者に』です。

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